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最近はコロナの影響でメンタル面に影響が出ている人が多いのではないでしょうか?私もそのうちの一人です。そんなメンタル弱めの弱音を、心理学を通して綴って行きたいと思います。

日本の精神医療の現状 ~ クスリの多用の怖さ(part3)

こんにちはorionです。


今日も雨が降っています・・


今年の夏は雨のせいかとてもすずしいですね。
汗をかく暑い夏が苦手な私はとても過ごしやすくてうれしです。


さて、日本の精神医療の現状(part3)まで勢いに乗って書いてしまいましたが引き続き今回もお付き合いください。


前回は医療モデルについて書かせていただきました。


医療モデルとは、精神病患者、発達障害患者、精神医療がたづさわる患者さんたちを「病人」として扱う治療環境のことを言います。


当然「病人」として扱う事で薬を服用しさせてしまう事や、偏見の目にさらされてしまうリスクが生じるわけですが、


精神的な病気が発症するには、それなりの原因があるはずです。そこに着眼せず症状だけを見て「薬を服用させる」所に問題があるのではないか、という声が多数上がっている現状もある様です。


これからの改善点

社会モデル

いろんな医療現場で社会モデルと聞くことがあるかもしれません。


社会モデルとは


『医療モデルが病気は個人の性質により発症するもので、個治療すべきは個人。としてみる方針に対して社会モデルは、病気を発症してしまうのは社会的な性質が原因によるもで、改善点は社会。という考え方です。』


前回のpart2でも少しお話ししましたが外国では精神病患者も個性として受け入れている環境があるので、患者と社会的な線引きはあまりないそうです。それが結果として精神病患者の回復につながっているのでしょう。


日本でも、精神病患者が増え続けている現状を考慮すれば、社会全体で患者を受け入れていく必要性がこれからはあるのではないでしょうか。


原因を取り除く


先程お話したように、精神医療は自分の内的要因が問題なのか、誰かの外的要因が問題なのか、原因があって発症する事がほとんどです。
だとしたら、発症に至るまでの原因を知り、その要因を取り除くことは薬を使わないで病気を治す一番の特効薬と言えるでしょう。


食事療法


意外と知られていないかもしれませんが、食事療法が精神病には大きく効果があるようです。
やっぱり脳のセロトニンというホルモン物質の分泌不足から起こる訳ですから、日頃から食事で脳に栄養を与えることはとても大切です。


では、どんな食事をしたらいいのでしょう。


主にはセロトニンは豊富なタンパク質のある食材の中に入っているようです。
例えば、肉類、魚類(特にカツオ)、チーズなどの乳製品、卵、ナッツ類。


これらの食材はたんぱく質を多く含んでいるのでセロトニンを作りやすい食材と言えるでしょう。ナッツ類はヒマワリの種にセロトニンの元であるトリプトファンが多く含まれていると聞きましたが、


それを聞いて、ヒマワリが大好物な家のハムスター🐹は確かにいつも幸せそうだなと思いました。(笑)


あと、野菜やヨーグルトなどの発酵食品を食べて腸活をしてください。セロトニンの80%は腸からできます。


腸が活発な人は全てにおいて活力があります。美肌効果もありますよ。


そして栄養や酸素を脳にしっかり届けてくれる血液に良い食べ物を(DHA  EPA  や鉄分)、血流をよくするために適度な運動をすると良いでしょう。



一人一人に寄り添った社会へ


やはり薬は急を要するとき以外の服用はあまり良いとは言えないでしょう。


出来る事なら、社会全体が一人一人に寄り添い、患者を受け入れていくため着地点をさがし受容していく事が何よりも回復していくための手立てなのかなと思います。


枠にはめて考えやすいのは日本人の特徴だと前作でお話ししましたが、レッテル貼りは人間にとって、差別しやすい環境になってしまうと思うんです。


正解を求めやすい現代ですが、正解だけを求めて生きていくことは時には残酷になりやすい時もあります。正解よりも人に寄り添った社会を目指していく事が良い結果につながるといいと思っています。


長々とpart1からpart3まで読んでくださってありがとうございました。