日本の精神医療の現状 ~ クスリの多用の怖さ(part 1)
こんにちはorionです。
まだまだ雨が続いていますね。
雨はあまり好きではなくて、肩はこるし、頭痛がするし、何よりも外に出るのが億劫になる・・・
この前子供が通っている小学校の校長先生が子供を迎えに行った時に「雨が降っていますね、雨を感じて下さい」と言ってにこやかに去って行きました。
澄んだ空気に、静かな校舎。屋根の上から滴り落ちるリズムカルな雨音・・・
普段は忙しくて感じることもないですが、確かに雨を感じたら雨も悪くないかもしれないですね。
音楽に例えるならショパンの「雨音」。少し薄暗い部屋で、そのショパンを聞きながら温かいコーヒーなんて最高!少しかっこつけですが理想です。
雨も癒されますね。
さて本題に入ろうかな、
この前ある講演会に行きました。それは、日本の精神医療における薬の多用の危険性についての講演会でした。
最近の日本では精神医療の患者数が年々増加傾向にあって増え続けているということです。
何故増え続けているのか
- 治せないから増え続ける。
- 病人じゃなくても病人にできてしまう
- 医療モデルに当てはめて考える環境がある
という問題点があるそうです。
日本では病院に入院している患者数は役30万人いると推測されています。
そのうち退院できる人は一か月で300人程度の人しか退院できない、30万人に対しての300人=0.1%の人しか治癒していないという現状です。
30万人に対して300人ですよ! 少ない・・・
そして、1か月間で「死亡」して退院した人は1,837人
こんなに多くの精神病患者が死んでいるという事実です。
もうびっくりしました。
精神を病む病気は癌や死んでしまうような病的な原因がある訳ではないのに、一ヶ月間の死亡の人数の多さに、どうしてだろうと本当に愕然としました。
また、入院から退院できた人が推測18万人いて、そのうち自立に成功できた人は年間39人、1万人に一人の計算です。
その内退院者18万人の中で、リハビリ期間中に死亡してしまった人数は年間265人いるということです。
治せていない現状はこの数字で理解出来ると思います。
ウーン・・・それくらい一回かかってしまったら治りづらい精神医療の現状なんですね。
では何故治せることができないのか、それは・・・
ちょっと時間がないので次回 part 2で語って行きたいと思います。
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